ADHDとドーパミンについて当事者が書いてみた
http://soyokazesokuhou.com/post-496/
こちらのブログにも書かれていることも含めて
ざっくりADHDについてネットでところどころ言われていることをピックアップしてみます。
主にドーパミンに関することに問題があると言われています。
ドーパミンは運動にかかわるA9神経や、快楽などの感情をコントロールするA10神経から分泌される神経伝達物質で
楽しい、気持ちいい、興奮すると、A9・A10神経の先端のシナプスからドーパミンが放出。ドーパミンがドーパミン受容体に入ることで快楽を得る。
そしてADHDはドーパミントランスポーターに異常があるのではないかといわれていて
ドーパミントランスポーターはドーパミン受容体を押したドーパミンを回収する機能を持つ。これが異常だと、神経間にドーパミンが溢れ、同じドーパミンが何度も何度もドーパミン受容体の快楽スイッチを押すことになる
ADHDの人々は普通の定型発達者よりも鈍感な報酬系で暮らしているということ。
怠惰な報酬系を有しているということは、それなりに楽しいはずのこともつまらなく感じ、ルーティンワークを死ぬほど退屈なものに感じてしまう。
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ここで重要なのは大体の人にとってはルーズで怠慢で退屈なことは苦手で
計画性がなく努力や苦しみや痛みを避けて安定を好むことがあるので
あ、私にも俺にもそういうとこある!!という意見もあります
が!!明確にADHDと一般人と線引きできるラインがあります。
ADHDの症状の人はバランスがとりにくいという特徴があります。
より具体的に言えば
お金が欲しい、恋人が欲しい、学びたい、これが欲しい、等々の欲求があるけど
今の生活(正社員で職についてたり、今の生活が大切)を離れたり、変えたり、無くしたりすることができずに、
都合よく満たされようと、夢想したり、無い物ねだりをしがちです。
一方のADHDの方はリスクがわかりながらも、いきなり会社を辞めてしまったり、危ないとわかりながらも進んでしまいます。
やる気はあるのに身体が追い付かない、燃え尽きてしまう。
それでは社会で認められたりしないし、夢想的と思われてしまうので
理想は1つの好きなことを見つけてやり続けるということなんだと思います。
社会では活躍できると思うので心配はないが
そうでないADHDの人は大人になっても運動神経や発育、社会での適応に問題が発生してきやすい
海馬は記憶をつかさどる。刺激に対する重要かそうでないかの判断ができにくくなる。あらゆる刺激に反応するため、集中力が欠如する。
偏桃体は好き嫌いや、出来事や物事の安全か危険かを判断する。ここの働きが鈍いと刺激に対する安全かそうでないかの判断ができにくい。
前頭前野は情報から行動を判断をくだす。情報を選択する能力が低下するため、過去の経験を生かしたり、周りの状況を考えた行動が出来なくなる。KY、空気の読めない人間になる。
ので、ヨガや瞑想、運動療法によって
例えば運動(自転車に乗る一輪車に乗る、運転する)に過不足なく動けるようにする
勉強や運転、運動するときに集中できて複雑な動きができるようにする。
アメリカやユーロなどではアンフェタミン=覚醒作用のあるシャブの一種の薬を服用して
集中力や運動意欲を劇的に上げて
改善を図っています。
日本では認可は今のところ難しいので
運動療法、ヨガ、瞑想などで継続的、意欲的におこなう必要がある
ただ一般の健康体操のレベルでは改善は難しいので、アスリートのレベルでの追い込みは必要だ
より大事なのは自分の軸と身体座標をより正確により速く把握する
目をつむって自分の脊椎から頭骨盤、脚を真っ直ぐにし、そこを軸に脚を前に70度左右0度にあげる等々をやってみる
それを継続して日常生活で行い、精密に素早く把握していくことなどを
毎日やっていくことだと思います。
とにかくADHDはミスが多くて大雑把で
反省しない、修正しない点が目立つので
気をつけないと大変なことになりやすいです。
僕自身もはやく病状が改善するように試行錯誤してます
このブログを見て少しでも世のADHDの方の症状がよくなることを願ってます
おわり